タクシードライバーの上手な稼ぎ方
監修・著者 株式会社しごとウェブ佐藤哲津斗
上手にタクシーで稼ぐ
タクシードライバーにはそこそこの収入しか得ていないという人もいれば、しっかり稼いで満足のいく収入を得ている人もいます。
ではどうすれば、納得のいく収入を得ることができるのでしょうか。ここではタクシードライバーの上手な稼ぎ方について紹介します。
とにかく人から学ぶ
これからタクシードライバーを目指す人であれば「稼いでいる運転手をまねる」というのが、稼げるドライバーになるための近道といえます。どの地域にお客さんがいるのか、休憩時間はどのタイミングでとれば無駄がないのか、走る際のポイントなど。知っているのと知らないのとでは売り上げが大きく違ってくるでしょう。稼いでいる人には必ず、その人だから知っているコツやポイントがあります。わからないことは質問をして、どんどん学ぶことを意識しましょう。
勤務時間の売り上げ目標
一日の勤務時間をいくつかに区切り、その時間ごとの売り上げ目標を細かく設定しましょう。細かく目標を立てることで集中力や粘りにつながり、小さな達成感を味わいながら働くことができます。漠然とした一日の売り上げ目標を立てても、一日中それを意識し集中を継続するのは難しいものです。だからこそ、集中しやすい短時間の区切りの中で目標をたて、やりがいをもって取り組みましょう。また、その時間に決めた目標を達成できなかったときは、達成できなかった要因を考え、対策をたてて次の業務にあたるようにします。
その日の反省を生かす
一日の業務が終わったら、良かった点、悪かった点を記録するようにしましょう。翌日、その記録を見直してから業務に取り掛かることで、悪かった点は繰り返さないようになり、良かった点は習慣化していくことができます。お客さんのいる地域とそうでない地域の判断も自分なりにできるようになるでしょう。その繰り返しの中で無駄のない業務ができ、売り上げアップへとつながっていきます。人間は忘れる生き物なので、一日の業務の記録は必ずつけ、翌日の仕事に生かすようにしましょう。
タクシー運転手を楽しむ
基本的なことですが、どの業界でもやる気のない人が稼ぐことはできません。「好きこそものの上手なれ」という言葉の通りタクシー運転手という職業を好きになる努力をし、やる気をもって日々業務にあたりましょう。タクシー運転手は、よりお金を使ってくれるお客様を乗せる確率をいかに上げるか、が最大のポイントになります。そのための工夫や努力を惜しまず取り組むことで、上手に稼げるようになるでしょう。
基本的に一人で業務にあたる自由な仕事だからこそ「さぼり癖」「なまけ癖」があっては稼ぐことはできません。誰も見ていなくても、仕事を楽しみ工夫を重ねていく姿勢が重要といえます。