12月はタクシーのゴールデンシーズン
監修・著者 株式会社しごとウェブ佐藤哲津斗
タクシーで稼げる季節の到来
タクシーで一番稼げる月は・・・
どんな仕事でもそうですが、1年を通して忙しい月、そうでもない月があります。
では、タクシードライバーの仕事で、1年を通してもっともお客様が多く稼ぎやすい月はいつなのでしょうか・・?
それは、ズバリ今でしょ!・・・なんといっても年末の12月なのです。
12月といえば
1年12か月の最後の月です。冬の寒さも大分厳しくなって、雪などの天候、日も短くなって日が暮れるのも早く、22、23日ごろには昼がもっとも短く、夜がいちばん長い日である冬至もやってきます。
暦の上で、12月は師走(しわす)ともいい、会社も官公庁もお仕事の上でも一年の総決算でもあり、1年の最後の月であり大きな行事も多いことから、師走という漢字が持つイメージと忙しなさがぴったりと合うように感じる方も多いようです。
当然、街ゆく人々の動きは活発になり、急いで移動する機会も必然的に増えてきますので、タクシー全体の利用頻度もうなぎ上りに上がっているようです。
買い物や挨拶回りで需要の増加
気温が下がり冷え込むこの時期、ビジネスマンの方々は仕事が忙しくなると同時に年末のあいさつまわりなどで移動することが多くなってくるかと思います。そこで効率よく快適に移動する手段として「タクシー」は、とても便利!というわけでビジネス利用のお客さまも増加します。
また年末のクリスマス商戦もあり、ショッピングに出かける方も増え、繁華街にはたくさんの人々が溢れます。ショッピングで歩き疲れた方、両手に荷物をいっぱい持っている方などは移動の際に、タクシーを頻繁に利用されますよ!
忘年会シーズン真っ盛り
そして12月といえば「忘年会」シーズンです!
12月に入ると忘年会で毎日のように夜の街は多くの方で賑わいます。自然と会社の忘年会・友人との忘年会、ご親族の方々となど何かとお酒を飲む機会も増えることでしょう。
お酒を飲むとついつい、時間が過ぎるのも忘れてしまいがちになり、終電を逃してしまう方や、お酒を飲みすぎて電車で帰宅するのが面倒くさくなってしまい、タクシーを利用される方々が、なんと他の月と比べると倍以上に増えるようです。
それに、ボーナスも出るこの時期だけに、多少遠いということでタクシーを何度も利用してしまうお客様がたくさんいるようです。
ただ、この「忘年会」シーズンで気をつけなければいけないのが、泥酔されているお客様です。
目的地が遠方で料金が高額なお客様だったとしても、一人で歩けないほど酔っている場合は乗車をお断りしたほうが良いかもしれません。大半は優しくて良いお客様ばかりですが・・たまに、到着しても爆睡してなかなか起きてくれないなど、後々、時間ばかりとられてしまい、大変な思いをすることもあるようなので注意が必要なようです。
このように12月はあいさつまわり・ボーナス支給・年末セール・クリスマス・忘年会・厳しい気温や天候なども重なるため、朝~昼~夜~深夜と一日中、タクシーを利用されるお客様が途切れることがありません。
自分の休憩時間を確保することも大変なくらい大忙しで稼ぎ時なのです!
この12月に目いっぱい稼げる。それがタクシードライバーとして働く上での魅力の一つです!
東京を中心とした都市部のタクシードライバーさんの中には12月に100万円以上の営業収入を上げる方がたくさんいるようです!
12月以外の稼ぎどき
一般的に12月が一番の稼ぎどきですが、他の季節でも色々なイベントがあります。
例えばですが、春は卒業式、入学式、歓送迎会や花粉症のお客様、夏は猛暑で快適な移動を求めて外回りの営業マンの方々が・・・。
秋・冬の様々なイベント等、一年を通してタクシーを利用される方はたくさんいます。
タクシードライバーの仕事は季節毎に働き方を工夫し、頭を使いながら、且つ楽しみながら高収入が得られるのです!